チームプレイの面白さ

占星術には、その人の年齢によって、影響を受ける星が変わるという考え方があるそうです。「発達年齢域」とかいうそうです。

 

まあどちらにせよ、人というのは年を追うごとに、変わらない部分と、思った以上に変化する部分とがあるようで。柔和になるとか、丸くなるとか。逆に頑なになるとか。

 

私の場合、対人の意識が随分変わってきたように思います。もともと一人っ子。さらにいじめられっ子だった経験もあり、元来恐ろしくマイペースなもので、絶対自分は人と一緒に仕事をすることに向いていないと自己分析をしていました。やるぜーウェーイ的なノリは、疲れるし。

 

何か趣味を持つにしても、あらゆるジャンル、絶対個人競技がいいだろうと思っていました。チームプレイが前提のものなんか、絶対叱られるし、損をするし、疲れるし、面倒くさいし、そもそも望まれていないし。

美大に進んで個人で制作。チームプレイをほぼ経験せずに大人になりました。

 

小学校のころの気質って、長年にわたって自分の根幹にあるなあという気がします。この記事の冒頭と矛盾しているようですが。いやいや…。自分は掃除のときは、一気に賑やかに掃除をし、「終わった!」と遊びに行く連中の後ろから、取りこぼしたゴミを無言で拾い、無言で捨て、無言でその場を事なきにするタイプでした。

 

一見、にぎやかにみんなで同じ動きをし、掃除をした(風)で外に一緒に出て行く連中のほうが、チームに向いている気がしませんか。私はどうも違うなあ、視点が。そう小学生ながらに思い、何となく孤独を深めた思い出があります。

 

さて、大人になって、仕事で強制的にチームで動くようになると、自分が案外、チームを楽しむことに気付かされました。そのきっかけになったのが、サッカーを長くやっていたとある2人の同僚でした。

 

1人は長くフォワードをやり、1人は長くミッドフィールダーボランチ)をやり、さらにキャプテンだったとのこと。この2人のいるチームのリーダーをいきなりする自分がする事になった事が。

 

私はフォワードの同僚ほど、瞬時の判断に長けておらず、全体を見るのが苦手でした。このフォワードだったAさんは、とにかく全体を見るのが速い。そして、どこにどうヘルプを頼めば、誰も損しないかの計算は恐ろしく天才的に速いのです。さらに、交渉が上手い。誰も嫌な気にならない交渉ができるのです。なぜなら、相手からノーが出た場合、その理由を聞き取り、すぐに全体を把握しつつ、誰も損しない別案が出せるから。叶いません。

 

しかしAさんは事前準備が大嫌いな人でした。あまりに瞬時のアドリブに長けているので、事前準備に関しては興味が皆無なのかもしれません。なので、必要な準備を全部私がしておき、当日回すのはAさんに頼むようにしていました。完璧な役割分担だなと思ったのを覚えています。

 

一方でミッドフィールダーボランチ)のBさんは、とにかく準備の鬼でした。一つ頼むと、完璧すぎるほどの準備をしてくれる人でした。準備を見て、皆が驚愕し、賞さんするのだけれど、それが目的ではないらしく、単に好きなようでした。

 

Bさんとは2人で組むことが多かったです。大体Bさんがアイディアをもってきて、「これがやりたい」と言う。「やりたい」という言葉を仕事でつかえるのが新鮮で、ならばやりましょうと思い、若干無茶ぶりなのですが、地道にこっそり(結構必死に)準備して、一つでかいものが仕上げる。そんな分担でした。今思えば「できません」という選択肢は自分の中になく、必死で準備したなあ…。

 

こう考えてみると、それぞれにそれぞれの役割があるんだなと。自分はサッカー的に言うと恐らくディフェンスだろうなと、この2人と組むようになって思うようになりました。零れてきたボールをクリアする。零れているゴミを拾って、先生に掃除チームが叱られることをクリアする。気質は変わっていないのかもしれないけれど、最近はチームって面白いなと思います。

 

今同僚にバスケを長くやっていた人がいます。バスケにサッカーのようなポジションがあるのか分かりませんが、バスケをやっていた人って、(というほど知らず、分母が3人なのですが…)、人助けを骨髄反射的にする人が多い…ような気がします。

 

今日話しかけられて、チーム競技の人たちに、私はよく助けられているなあ…と思い、この記事を思い立ちまして。

 

もし趣味を持つなら、今後、ちょっと、チームプレイのものをやってみたいな…と思ったりします。