体の硬さは心の硬さ。字の硬さも心の硬さ。

以前長くPTをされている先生が言っておられたのですが、「体の硬さは心の硬さ」と。PTの先生は別にしっかりと定義するつもりはなく、当事者の子供が、精神の張りも肩の力も関節の力も、意図的に抜けるといいよね、という意味で、拘縮した間接をマッサージしながら仰っていたのですが。

 

ここ最近思うのが、字は本当に本人を表すなあという事。肢体不自由やLD、字を書くことに難しさなどがあり、なかなか楽に書けないという場合は特別として、書こうと手を制御して、思い通り書ける場合、やっぱり字ってその人をよく表すような気がする…と、あくまで「気がする」ですが、思っています。

 

私自身昔はそうだったのですが、例えば「胃」という字を書く際、全部の角をきっちりと閉じていました。すべての辺がきちんと他の辺に繋がっていました。止める、はねるも神経を使っていました。

 

実際子供の字をいくつも見てみると、そんなお固い字を書く子はほんの少数で、結構ふわふわした字を書く子がいます。なぜか私の周囲には多いような…。角は閉じていない、辺は届いていない、止める、はねる、はらうも適当。

 

本人を見てみると、豪快でふわふわっとした字の子は、本人も豪快で、臨機応変な子が多い印象があります。でも一方、ちょっと~だいぶ爪が甘い…。憎めないのだけど。

 

一方固い字の子は、堅実でコツコツとした努力家がどうも多い気がします。例え普段は目立たなくても、テストになると点数が良い印象があります。しかし緊張しいで、できたところより、できなかった所に意識が向く傾向も感じたりします(ちなみに私もそうでした)。あくまで、印象ですが。

 

小さい字の子は、どことなく「これでいいのかな?」といった不安があるのだろうなと思わされます。一方大人で時々お目にかかる、お手本のように堂々とした美しい字の人は、何となく体力があり、好き嫌いがはっきりとあり、細かいことに立ち止まらない豪快で強い性格の人…という気がします。

 

日本では「きれいな字」を推奨しますが、これだけ字に個性が出るんだなというのをプリントやテストで見ると、どの字の癖も愛らしいものに見えてきます。

 

ちなみに我が子の字は、畏怖堂々で荒っぽいです^^;

 

その人となりを表すものを「相」と言うようですが(手相、人相)、字にも相がありそうだなーと思います。そして相が変わるとき、その人となりが変わるように、字を変えることで、性格にも変化ってあるのかしら、とも思ったりします。

 

そう考えると、書道って教室でみんな同じものではなく、個々に課題が出せたら、結構面白いだろうなあと思います。性格や体の固い真面目な子に、あえて楷書ではなく、例えば行書をさせてみたら、最初は戸惑いそうですが、どうなんでしょうね。