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やわらかい ぱん

いつか絵本にまとめたいブログ

転んで転び方が分かる

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蚊が出てきました。年々蚊の出没時期が早くなり、姿を消す時期が遅くなっている気がします。私の住む地方では、10月頃まで見かけます。実に半年ちかく、蚊のシーズン。

 

壁のフックには、娘の制服のジャケットがかかっています。そろそろ衣替え。このジャケットも秋には小さくなっているかも知れない。こうしてどんどんと大きくなっていくんだろうなあ。今晩は加速して感じます。

 

保育園では、ズボンが義務付けられていました。スカートに興味にあった娘は、着ていけないことが腑に落ちない様子。色々と言い訳をして、ちょっと不憫だなあと思いつつ、言いくるめていたのを思い出します。

 

一転して、幼稚園では制服がスカート。スースーする、と最初は慣れない様子で、母もお腹冷えるんじゃないかと心配にかられていましたが。何だかあっという間にスカートにも慣れ、そしてズボン生活では布に保護されて、あまりこさえなかった擦り傷を、膝にいっぱい作っています。

 

転んで転び方を覚えるので、数々の擦り傷青あざが痛ましいと思いつつ、応援中。

 

肢体不自由児の支援をしていた時、歩ける子供でも手をひいていました。転ばせることは、下手すると事故扱いになりかねないという。でも、転ばないと、転び方を覚えない。

 

最近、大きくなった片麻痺の青年が、ヘルパーさんに手をひかれ、上を見ながら歩いている様子を見かけました。

 

そして地面の凸凹に気づかず、転んだ。大柄なので、ヘルパーさんも支えきれない。本人もびっくりした様子でした。小さい時は、頭を打たないようにヘッドギアをして、丁寧に手を引かれて育ったのかもしれません。

 

転び方を覚えるには、何度となく転ばなきゃいけないのでしょうが、預かる学校や施設では、そこまで豪快なことができないのが、おそらく実情です。

 

一方で、小学校で手を引かれていた子が、中学校で手を引かれなくなり、「前見て~」とか「こっちだよ~」等の言葉かけで歩くようになり、高校では目を離されて歩くようになり。

 

おぼつかなかった足取りも、注意散漫だった様子も、だんだんと整えられて、介助者が見守る中、一人で階段を下りているのを見たときは、草場の影で、手を引かないと決めた大人は偉いもんだなあと思いました。

 

転ぶ学習って、難しい。

 

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