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やわらかい ぱん

いつか絵本にまとめたいブログ

若葉の季節とカンラン石

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娘が先日、着替えてぽんと出てきたら、全身黄緑色でした。ほほう、珍しい色で決めたね。彼女が背にする窓の向こうは黄緑に生い茂った木。黄緑って今とてもきれいに感じる。

 

よく晴れた朝に、幼稚園の送りに自転車をこぎながら、気持ちのいい季節だなあと感じ入ります。晩秋に見る赤、春に見るピンク。その季節でうっとりする色は変わりますが、今は黄緑がきれいだなあ。

 

そんな初夏の木々の葉を見ていると、ペリドットを思い出しました。夏の緑の宝石。8月の誕生石。夏の太陽のように元気で、ダイヤのように石の中で反射し、キラキラの黄緑の石。厳密には宝石というほど希少価値は高くないそう。でも、小粒の結晶しか取れにくいと聞きます。

 

昨日、数年前に買って、しばらく仕舞っていたシルバーのペリドットのリングを出してみました。その色をぼんやり眺めて感じるのは、意外にも哀愁のようなものでした。7月ではなく、8月の誕生石。秋をそこにたたえる緑。枯葉の茶色を後ろに控えた緑。10代の頃は底抜けに陽気な色に感じていたのに、今はそんな風にペリドットを感じるようになってきました。

 

気のせいか、自分ではなくて、誰か別の人を自分の中心に据えた今、ペリドットがとろりと抵抗なく馴染む気がします。毎日子供の育ちにはらはらし、園での話にドキドキし。そんな毎日でふと再会したペリドットの指輪は、若い頃はあまり親しくなかったのに、年をとって皺ができて会ったら、何だかほっとして肩の力が抜けるような、古い友人のような、でした。

 

カンラン石はペリドットの別名。あっけらかんとした音の響きが小気味いいです。

 

f:id:toridashi-foh:20160516174604j:plainよく光るので、夜でも道を照らしそう。

 

お知らせ… 週3度ほど旦那の実家の手伝いに行くことになりました。今ほど更新が頻繁ではなくなると思いますが、気長にお付き合いいただければと思っております…。