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やわらかい ぱん

いつか絵本にまとめたいブログ

西武線のイベントに行ってきた。

西武線ヘッドマークを描いて、それと写真を撮るというイベントに参加してきました。

 

娘は絵を描くのがとても好き。なので、自分の絵が電車を飾ったら、喜ぶかなあと旦那と画策したのでした。

 

告知がわりと質素だったせいか、近所の電車好きの男の子も知らなかったイベント。20名の募集でしたが、人数に少し余裕があった様子でした。

 

でもすごく暖かいイベントでした。鉄道好きのお子さんをお持ちでしたら、ぜひ!参加費は5000円かかりますが、なかなか得られない2時間強でした。また、毎年やっているのかな、リピーターのご家族もいる様子でした。

 

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先日冒険遊び場で作ったペンギンを連れて、レッツゴー。

 

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駅で、まずこういった工程表を各々配布され、イベントの工程を説明されます。

 

この図は、実際に業務で使用している形の物なのだそうです。こうした所にも、鉄道好きの子供へのサービスが。

 

これ、駅員さん準備しながら、わくわくしたんじゃないかなって個人的に想像しています。ちびっこたち、こんなんしたら喜ぶかな~って思いながら、エクセル?入力したんじゃないかなって…。

 

実際の順路は、駅員さんが丁寧に時間ごとに誘導してくださるので、表を理解しなくても大丈夫。

 

時間に厳しい業務をされているせいか、「イベント終了3分前です」と、各工程ごとに無線で連絡をとりあって、イベントを遂行されていました。

 

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イベント開始。駅に「回送」と書かれた臨時列車が入ってきます。ホームには立派な帽子のベテランの駅員さんがいっぱい。これだけでもテンションが上がります。回送列車に乗る機会って、そうないですよね。

 

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電車に乗ると、アナウンスがあります。

「ご乗車ありがとうございます。この列車は車庫に向かいます。」

車庫に行く機会ってそうない。何人も駅員さんが乗り込み、イベントを進行してくださるのですが、気のせいか、とても駅員さんが嬉しそうなのも印象的でした。

 

普段の激務から、自分の仕事を好きでいる子供と触れ合うというのは、何というか原点を感じて、笑顔にもなるのかなと、そんなことも思ったり。お客さんとサービスする側ではなく、一緒に電車の構造を学び、楽しむ雰囲気で、とても暖かいイベントでした。

 

写真は野外の車庫について、駅員さんが座席下のコックを使って、手動でドアを開けた様子。足場がドアの向こうに見えますでしょうか。ここから降りて、外に出て撮影をします。

 

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西武線でファンも多い、1/2スケールの木製電車模型(って言うのかな)。西武線の色々な駅で展示されています。この黄色の電車は、新作だそうで、6月の電車フェスタ(のようなものがあるらしい)で一般公開。それを先駆けてのお披露目だったそうです。

 

…という情報をどこから仕入れたはか、後程。

 

子供の描いた絵を元にしたヘッドマークは大小2種類、引き伸ばし、パウチして用意してくださっていました。小サイズのものをここに飾って写真撮影。

 

そして駅員さんに聞いたところ、何とこの超クオリティの木製車両は、ある駅員さんによって作られているそう!!趣味なんてものではない、絶対プロの仕事だと思っていただけに、びっくり!もうすごい、その様子をYoutubeで見たい。

 

木製車両にはスイッチが2種類搭載されていて、時代によって付け替えができるようになっていたりと、愛を、それはそれは並々ならぬ愛を感じました。すげえ…。

 

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各車両で手作りイベントをやってくださいました。安全習得器(線路に落ちた落し物を拾う、マジックハンドのような道具)でボール拾い体験や、上記の車両模型展示など。

 

さらにぼんやり座席に座っていたら、

「ここも開けてみたんですよ」

と駅員さんが声をかけてくださいました。見れば、車両側面に「~行」を表示する部分が車内から見えるようになっていました。運転席でパネルを操作し、この行き先表示の駅名を変えてくださいました。ぐるぐるぐる…と布かな、ビニールかな、巻き取られていました。

 

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今度は運転台体験。車内アナウンスも体験させて頂きました。実際に運転席に子供を載せて、帽子を貸して下さり、機器の説明を丁寧にしてくださいます。いくつか触らせてもらったり。

 

手前の白い電話は、一つの車両にピンポイントに電話を繋ぐものだそうです。車両にそんな機能があるなんて知らなかった。

 

昔メーターの所に電球が仕込んであったそうで、それが切れた時用に、困らないよう、同じメーターが2つあるそうです。今はLEDに切り替わったそうですが、名残で2つあるまんまだそうで。

 

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これは、前述の「~行」という行き先表示を切り替える操作パネル。これも操作させて頂きました。

 

「この車両は昭和生まれなので」

と駅員さんは笑っていましたが、無骨な鉄!って感じの操作室と、スマートなタッチパネルが同居していて、不思議でした。

 

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今度は線路に出て、車両の下にある色々な装置の説明。ヘルメットをお借りして、いざ出発。駅員さん手作りの指さし棒がナイスですよね(笑)。

 

それぞれの車両の型によって、この機械の作りも違うそうで、車両の整備場の人は、それを全部わかっているそうで。

 

「僕ら運転手はそれぞれが故障したときの対処は知っていますが、整備士は一つ一つの細部まで全部知っていますよ。」

 

とおっしゃる。電車の作りは、運転手さんも研修等で習得するんでしょうね。専門知識山盛り。すごいなあ。

 

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車内に戻って、こちらも駅員さんが手作りという1/2スケールの模型。こちらは某駅でしばらく展示されていました。多摩六都科学館にも展示されていたそうです。

 

運転台の窓から、ペンギンを覗かせて、写真撮影。

 

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各車両でイベント準備。「じゃーん!」と見せるためなのか、始め、木製車両にカバーかかっていました。

 

さらに、座席には電車の雑誌や、写真も展示されていました。とにかく駅員さんが手作りで、暖かく接してくださるイベントでした。駅員さんと雑談したり、質問をしたり、のんびり過ごせました。

 

そしてイベントの最後には、記念品や撮影用に引き伸ばしたヘッドマーク2種類、応募の際持ち込んだ原画も返却して下さいました。

 

イベント前とはちょっと違う気分で、電車に乗り、帰路につきました。

 

…と、このお話はここで終わりません。

 

 

 

 

がたんごとん…

 

「あのう、ヘッドマークのイベントに行った人ですか?もし大丈夫だったら、写真見せてもらえませんか?あの黄色い○○系の1/2スケールの。僕は外から見られるかなって見ていたんだけど、さすがに無理でした。でも6月まで待てば見られるから、それまでのお楽しみかな。」

 

どうやらこの駅の近くに住む、鉄道ファンの方。

 

「あ、いいですよ。」

 

とカメラを見せると、わあっという感じに黄色の模型を覗きこんでいました。へえ~、あの黄色の車両、今回初お披露目だったんだ、とこの時初めて知りました。もっと写真を撮っておけばよかった。黄色、とてもきれいでしたよ。

 

他にも、線路の柵の外から写真を撮っているファンの方、いらっしゃいました。電車は人を幸せにしているなあ。どの大学に行っても、鉄道研究会ってありますしね。

 

というわけで、鉄分をしっかりとった休日の昼下がりでした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー追加ーーーーーーーーーーーー

…と、以上をポストし、娘を連れてお出かけ。某駅にたどり着いたときのこと。

 

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って…おい!

あるよね~~!?

 

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操作パネルとペンギン。

 

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イベントではあった、はめ込むもう一つのスイッチ台はありませんでした。持って帰られちゃうからかな。

 

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というわけで、6月を待たずに見られますよ~電車で話しかけてきた鉄道ファンの方。