やわらかい ぱん

焼き肉はホルモンが好きです。みなさんはどうですか。

ドラえもんパロディ 人狼SS(ショートストーリー)

のび太:どらえも~~~ん、僕にもカードゲーム出してよ~~。

ドラ:何だよ藪から棒に。またスネ夫に自慢でもされたの?

のび太:そうだよ!スネ夫のやつ、遊〇王カードをお小遣いで20万円分買ったって。レアカードもたくさん入っていたって。ぐやじい~~~~。

ドラ:はあ~。そんな、お金が青天井のゲームじゃ、どだいスネ夫には叶わないよ…。

のび太:ドラえも~~~ん!ぐやじいよ~~~~!

ドラ:仕方ないなあ。ちゃっちゃら~~~ん、人狼カード!

のび太人狼カード?

ドラ:これはね、ランダムに一枚引いたカードが自分の役割になるカードなんだ。村人VS人狼の頭脳戦。ある村で、村人の中に人狼がまぎれている。それを探し当てるゲームだよ。カードはこれだけ。これ以上の追加もなし。レアカードもキラキラカードもなし。これだったらお金のない君にも、万一の可能性はある…かもしれない。どうだい?面白そうだろ?

のび太:うん!…どうやって遊ぶか分からないけど、とりあえずしずかちゃんを誘ってくる!

 

なぜかのび太の部屋に全員集合するメンバー。しずか、スネ夫ジャイアン出木杉君。

 

のび太:なんでみんな来るんだよ~~~~。

しずか:ごめんなさい、のび太さん。

ジャイアン:面白いゲームがあるっていうから来てやったのに、文句あっか!?

スネ夫:そうだよー。僕ちゃんのカードコレクションの上をいくゲームなんだろうね!?

出木杉:すまないね野火君。たまたましずか君に話しているところに居合わせちゃったから…。

ドラ:まあまあ、人数は多い方がいいし。さっそくはじめよう!

 

カードは6枚。

人狼カード2枚

村人カード2枚

占い師(村人側の特殊な役割)1枚

騎士(村人側の特殊な役割)1枚。

各自他の人に見えないように、一枚引いて自分の役割を把握します。

 

ドラ:それではスタート。まず僕から喋るよ。みんなは自分の役割は分かった?

全員:うん。

ドラ:よろしい。これは、会話の中から疑わしい人を発見して、追放していくゲームなんだ。追放に失敗すると…おそろしい夜が来る…。

しずか:きゃあっ。

のび太:ややや、やめてよドラえもん

スネ夫:そ、そうだよ。

ドラ:あはははは、あくまでゲームだから。じゃあ始めるよ。そうだなあ。まず占い師はだあれ?

のび太:え、占い師?

出木杉ドラえもん。この段階で占い師を知らせるのはリスクが高いよ。夜人狼のターゲットになるだろう?

ドラ:えっと、そうか。じゃあ、騎士は?

しずか:それもダメよドラちゃん。騎士は人を一人守れるけれど、自分自身を守れないってルールだわ。占い師より危険よ。

ドラ:そっか…。どうやって進めたらいいのかな…。僕もよく分からないんだよな…。

のび太:ねえねえ、こんなんで本当に人狼見つかるの?

スネ夫:僕ちゃん分かっちゃったもんね。人狼の一人はドラえもんだ。

ドラ:ええっ、何だって!?僕をうたがうのか~~~~~!?

スネ夫:だってそうじゃない。さっきから人狼に優位な情報を引き出そうとしてばっかり。きっと夜になったら、占い師か騎士を真っ先に襲うつもりだったんだよ。そのスイカみたいに大きな口でさ!

ドラ:な、なんだって~~~!?

出木杉:まあまあ…。でも、そういわれても、仕方ないところはあるよ…。

スネ夫:でしょ~~!?僕ちゃんだったら、今回の追放会議、ドラえもんの追放を提案しまーす。

のび太:ちょ、ちょっと待ってよ。そんなのあんまりだよ。

スネ夫:なにを!?ドラえもんをかばうのか!?じゃあのび太人狼だな!?

のび太:違うよ!僕は…とにかく人狼じゃない!みんな、信じてよ!

しずか:とにかくみんな。落ち着きましょう。さっきから全然話が進んでいないわ。もう少しで誰を追放するか、投票が始まるっていうのに…。…そういえばタケシさん、どうしたの?具合でも悪いの?

ジャイアン:…俺、よくわかってねえんだけど、騎士って名乗り出ない方がいいのか?

出木杉:そうだねえ…ゲームの最後まで名乗り出ないのがセオリーという人もいるくらいだからね。占い師は途中で名乗りを上げて、ゲームを引っ張る役目をする事が多いけれど、騎士は名乗り出たら10中8,9人狼に狙われる。騎士は他人は守れるけれど、自分は守れないルールだから、ばれたら危険なんだ。

ジャイアン:ふーん、そうなのか。じゃあ、占い師名乗り出ろ。

スネ夫:はあ?ジャイアン、何いってるの?

ジャイアン:だってこのままじゃらちがあかないだろ。占い師が名乗り出たら、少なくとも村人(占い師)が1人は分かるだろ。危ないったって、この後の夜のターンで、騎士が守ればいいだけじゃんか。

出木杉:まあ…。そうだね。少々イレギュラーだけど、占い師は名乗り出てもいいかも知れないね…。

全員:…。

ジャイアン:おい、占い師、名乗り出ろよ!

ドラ:…話が進まないし、今の段階では誰に投票するつもりか、とりあえずみんな、発表してみる?

ジャイアン:おう、それいいな。俺はそうだな…、のび太かな。

のび太:何で僕なのさ!

ジャイアン:そんなの誰が何なのか、さっぱり分からないからに決まってっだろ!!文句あっか!

のび太:ひどいよジャイアン。僕は…、僕は…僕は……占い師だよ!?

シーン…

のび太:何で誰も反応しないの~~~?僕は占い師なんだよ~~~!?

ジャイアン:よりにもよって、のび太かよ…。この村も終わりだな…。

スネ夫:何か絶望的な流れ。

しずか:のび太さん、占い師の役割、分かっているかしら…。

出木杉:おかしいな、実は、僕も占い師だ。

全員:はあ!?

 

出木杉のび太君のあまりの剣幕に出遅れたけど、この際、ちょっと早い気がするけど仕方がない。僕が占い師だ。…ということは、のび太君は人狼で、嘘をついているね?

のび太:僕は嘘をついていない!お前こそ嘘つきだ!さては出木杉人狼だな!?今夜出木杉、お前を占ってやるからな!

出木杉:ご自由にどうぞ。この追放会議を潜り抜けられたらね。

ジャイアン:お、おい、占い師が二人って、どういうことだ?

ドラ:…どっちかが嘘を言ってるってことだよ。

しずか:こういう場合、どちらを追放したらいいの?間違って本物を追放したら大変なことになるし…。

ドラ:まあ、占い師が複数名乗り出たら、とりあえず両方生かしておくのがセオリーらしいよ。

ジャイアン:マジかよ。そんなのありかよ。じゃあ、投票は俺か、しずかちゃんか、スネ夫ドラえもんの誰かになるってことか?

スネ夫:僕ちゃん白なのに~~~~~!おい、お前ら、占い師だっていうなら、僕ちゃんを占って僕ちゃんの潔白を証明しろ!

しずか:…そうね、それがいいわ。占い師同士で占っても、おそらく相手を黒というに決まっているわ。だったら他の人を占って、2人が白を出せば、片方が偽物でも、どっちみち白だもの。

出木杉:そうだね。それがいいかも知れない。明日の朝、人狼に襲われなかったら…。

スネ夫:こ、怖いこと言うなよ…。やい騎士、いるんだったら僕ちゃんをまもれよ!いいな!

 

投票時間になりました。各自、村から追放する人を投票してください。

 

しずか:(困ったわ…。占い師2人は怪しすぎるけれど、今のところ投票できるのはタケシさんか、スネ夫さんかドラちゃん。…ああ、占い師にはドラちゃんを見て欲しいわ。ゲームに詳しそうだし、敵か味方か知っておきたい。あとはタケシさん…いつもに比べて、口数が少ない。私のカンが当たっているなら…)

 

投票結果が出ました。投票の結果、スネ夫さんが追放されることになりました。

 

スネ夫:なんで僕ちゃん~~~~~~~!?(退出)

 

恐ろしい夜が来ました。人狼は一人襲撃する人を指定してください。騎士は誰を守るか指定してください。占い師は誰の人狼か否かを確かめるか、指定してください。

 

…襲撃は失敗しました。

 

次の日の朝です。追放会議を始めてください。

 

ジャイアン:おい、襲撃が失敗したってことは、騎士がファインセーブしたってことだよな!?

しずか:そうよ!…でも人狼は誰を襲うつもりだったのかしら…。

出木杉:それによって、人狼の思考が読めるかも知れない。もし騎士が守ると指定したのが僕か野火君だったら、占い師を守ろうとして、人狼ではない、正しい方を守ることができたんだろう。もしそれ以外の人だった場合、人狼はあえて占い師2人を避けて襲撃したってことになる。

のび太:それよりさ…僕、占ったよ。

ジャイアン:何!?それで、どうなった?

のび太:僕は、ジャイアンを占った。…人狼じゃなかった。

ジャイアン:…お、おう。そんなことは知ってんだよ!

出木杉:僕も剛田君を占ったよ。白だった。

ジャイアン:お、おう。え、どういうこと?

しずか:2人の占い師が白と出したから、タケシさんは村人で確定よ。

ジャイアン:お、おう。俺自分が村人サイドって知ってっからな。あんまり、なんつうか。

ドラ:おめでとう、ジャイアン。ところでみんな、気づいていた?もしスネ夫人狼じゃなく、村人だった場合、村人3、人狼2。今回の追放で間違えたら、人狼の勝ちになるんだ。(注:村人と人狼の数が同数になると、ゲーム終了、人狼の勝ち)

ジャイアン:まじかよ…。

のび太:ど~~~すりゃいいのさ~~~。

しずか:タケシさんは村人確定だから、追放しない。占い師2人は念のため追放しないとなると、残る追放候補者は、私かドラちゃんだわ…。

のび太:駄目だよしずかちゃんは!!僕が絶対潔白を証明してみせるからね!

出木杉:おいおい、それは僕のセリフだよ。それにしても困ったな。情報が足りない。

ジャイアン:おい、これでもまだ騎士は黙ってなきゃいけないのかよ。少なくとも昨晩騎士が守ったやつは、人狼に狙われてセーブされたんだから、村人確定だろ?

出木杉:……そうだね。でも、騎士が名乗り出たら、今晩狙われるのは、騎士だ。そして騎士は誰からも守られない。

ジャイアン:…俺はそれでもいいぜ。今回の追放は失敗するとアウトかも知れないんだろ。じゃあ言うぜ。俺が騎士だ。

しずか:……。

ジャイアン:そして、昨晩俺が守ったのは、しずかちゃんだ。だから、しずかちゃんは白だ。

のび太:ほら、やっぱり!…え、ということは、ドラえもん人狼決定?

ドラ:ちょ、ちょっと待ってよ。いやだなあ。何を言う出すかと思えば。騎士は僕だよ。僕がしずかちゃんを守った。だからしずかちゃんは白だ。このニセ騎士め~~~。

のび太:ど、どういうこと、騎士も2人になっちゃったよ!?

出木杉:とりあえず、2人の騎士ともしずか君の白を証明した。だからしずか君はほぼ白と見ていいだろう。さあこれで振出しに戻った…。

しずか:…(え、ちょっとまって?私は二人の占い師から白判定。タケシさんは二人の騎士から白判定が出た。この二人を村人確定として外すと、残るはのび太さん、出木杉さん、ドラちゃん。…待って、タケシさんは白だから、嘘をつく必要はないわ。タケシさんは騎士よ。…ということは…)

しずか:ど、ドラちゃん…。ごめんなさい、私、分かっちゃった…。あなた、人狼ね。

 

ドラ:…な、なんだって?

しずか:だって、タケシさんは白確定。となると、騎士だなんて嘘をついているのは、あなたよ…。

のび太:そ、そんなあ、ドラえもん

ドラ:…そ、そ、そうなの?そうなる…?(おろおろ)

出木杉:…残念ながら、今回の追放者は決まったみたいだな…。

 

投票結果が出ました。投票の結果、ドラえもんさんが追放されることになりました。

 

ドラ:うわあ~~~~~~~~(退出)

 

恐ろしい夜が来ました。人狼は一人襲撃する人を指定してください。騎士は誰を守るか指定してください。占い師は誰の人狼か否かを確かめるか、指定してください。

 

ジャイアン:…(本当なら、占い師を守るべきだろうけど、のび太出木杉のどっちか分からないぜ。だから昨日に引き続き、しずかちゃんを守るぜ…って、あれ…?)うわああ~~~~~~~~

 

ジャイアンさんが人狼に襲撃されました。次の日の朝です。追放会議を始めてください。

 

出木杉:騎士である剛田君が襲撃されたね。残るは僕ら3人。人数から見て、内訳は、人狼1、村人2だね(注:村人と人狼が同数になるとゲーム終了、人狼の勝ちです)。この追放会議ですべてが決まる。

しずか:…(のび太さんと出木杉さん、どちらかがニセ占い師。そして人狼。…私が決めるんだわ。)…占い結果を聞かせてくれないかしら。

出木杉:僕は野火君を占ったよ。…黒だ。

のび太:なにを!お前が真っ黒の癖に!…僕は…僕はしずかちゃんを占った。結果は白だ。しずかちゃんは僕の仲間で、白だ!(しずかちゃん…。くそう、僕は全部が分かっているのに、どうやったらしずかちゃんに伝わるんだ…!)

出木杉:…しずか君は白なのは、剛田君が守ったことで既に分かっているよ…。

 

一方、ゲーム途中退出になった面々が揃う「天国ルーム」。そこではすべての配役が開示されます。メンバーはのんびりゲームを見ています。

 

ジャイアン:おードラえもん、こっちこっち。こんにゃろ、よくも騙してくれたな!ドラえもん人狼だったのかよ!

ドラ:あははは、面目ない。

スネ夫:くそー、僕ちゃんなんか、真っ先に追放されたんだよ!僕ちゃん真っ白な汚れなき村人だったのに!

ジャイアン:しっかし、ドラえもん出木杉人狼かよ。最強すぎるだろ。

スネ夫:それにひきかえ、村人チームの占い師はよりにもよって、のび太だよ。出木杉と一騎打ちなんて、勝ち目ないよ~~~。

ジャイアン:おいドラえもん!お前たち最初の夜、しずかちゃんを襲撃しようとしただろ!騎士ジャイアン様がファインセーブで防いだからよかったものの…。あれ、どういうつもりなんだよ!

ドラ:仕方ないよ~~~。本当は占い師ののび太君を襲撃したかったけど、そうすると占い師を名乗っている出木杉君に疑いがかかるだろ?それだったら村人を確実に削ろうって話し合ったんだよ。スネ夫は先に追放されていたから、ジャイアンかしずかちゃんしかいない。ここはもう、「どちらにしようかな~天の神様のいうとおり~」で決めた。

ジャイアン:なんだそれ!?

スネ夫ジャイアンジャイアン!それよりも、僕らの勝ちが、あののび太にかかっているんだよ、これ、どうなのよ!?

ジャイアン:おっと、そうだった。のび太~~~~~。ここで勝たなかったら、後でぎったぎただかんな!!

ドラ:やれやれ…それにしても、のび太君、出木杉君に太刀打ちできるのかなあ…。

 

出木杉:それじゃあ最終弁論だね。のび太君、僕は君に聞きたいことが3点ある。

ます① 最初の朝、スネ夫君がドラえもんを疑ったとき、君、「ちょ、ちょっと待ってよ。そんなのあんまりだよ。」ってドラえもんをかばったね。どうしてだい?それは、ドラえもん人狼で、君も人狼で、チームだったからじゃないかい?

次に② 僕が占い師の名乗りを上げたとき、君はこういった「今夜出木杉、お前を占ってやるからな!」。だけどその晩、君が占ったのは剛田君だ。なぜだい?人狼は村人が誰かを把握している。人狼である君は、剛田君が村人(騎士)だと分かっていて、剛田君に自分の占い師の能力を印象づけようと、わざとニセ占いの先を変えたんじゃないのかい?

最後に③ 君は剛田君が占い師が名乗りを上げるように再三呼びかけたとき、名乗りをあげなかった。自分が人狼だと疑われて、苦し紛れに占い師だと嘘をついたんだ。そうだろう?

 

のび太:ち、ちがう!ドラえもんをかばったのは、その時はドラえもん人狼だと思わなかったし、ただゲームを出してくれて、進行してくれているのに、いきなり人狼だなんて、ひどいって思ったから…。

出木杉を占わなかったのは、どうせ黒で、そして出木杉は僕を黒というと思ったから。それより僕は、本当の僕の仲間が誰なのか、1人でも多く知りたかったんだ。

それから、占い師だって名乗りをあげなかったのは…あげなかったのは…怖かったからだよ…。

 

しずか:…。

のび太:信じてよ、しずかちゃん。僕は、確かに名乗り出るのはちょっと遅かったかもしれないけど、占い師で、村人なんだ。しずかちゃんの仲間なんだよ。しずかちゃんも占ったよ。白って出た。ジャイアンも白って出た。なのに、守れなかった…。ジャイアンのときは、出木杉のやつが、後から真似して…。

しずか:…。

 出木杉:…さあ、そろそろ投票時間だ。忘れないで、2票を入れないと、人狼を追放できない。僕はしずか君、野火君に入れるよ。君も、分かるね。

しずか:…。

 

投票時間になりました。各自、村から追放する人を投票してください。

 

投票結果が出ました。投票の結果、出木杉さんが追放されることになりました。

 

 出木杉:ははは…仕方がないね。(退出)

 

ゲーム終了、村人チームの勝利です。

 

のび太:やったあ~~~~~!しずかちゃん、勝ったよ!

しずか:のび太さん、やったわ!私たち、やったのね…。

 

ジャイアン:おーいのび太ー!

スネ夫:おーい!

のび太ジャイアンスネ夫

ジャイアン:こんにゃろ、のび太のくせに、やるじゃねえか!

スネ夫:本当、ヒヤヒヤしたよ~!

ドラ:いやあ、良かった良かった。

出木杉:敵ながら、あっぱれだったよ。最後は理論じゃなく、感情にもって行かれたな~。

のび太:いやあ、それほどでも、ははははは。

ドラ:褒めてないと思うよ…。それにしてもしずかちゃん、あんなんで良くのび太君が本物の占い師だって分かったね。

しずか:最後の最後まで迷ったわ。でも、そういえばタケシさんを占うのはのび太さんが先だったなって。あとはまあ…感情にやられたわ。

のび太:のはははは~(テレ)

ドラ:褒めてないと思うよ…。

ジャイアン:ようし、もう一丁!今度は俺、人狼やってみてえな。

スネ夫:大丈夫、ジャイアン。朝のうちに誰か食べちゃうんじゃないの?

ジャイアン:なんだスネ夫!!

スネ夫:や、やめて、暴力反対、暴力反対!

しずか:私も今度は人狼やってみたいわ。面白そうだもの。

のび太:しずかちゃんが人狼なら、僕も人狼やりたい。一緒のチームになろう、ね~~?

出木杉:僕は本当に占い師をやってみたいなあ。

ドラ:じゃあもう一回だ。みんな、カードをひいて…!

 

                                  FIN

 

人狼ゲーム

仕事先で会う子に、「人狼」というゲームを教えてもらいました。もともとカードゲーム?らしく。原理としては、ウィンクキラーとか、あかんべ鬼に似ています。

 

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あかんべ鬼…。

いやもう、私トラウマですよ。なぜか私が小学生の4年生くらいのころ、小学校の全校集会で、あかんべ鬼をしたんです。なぜ、全校を体育館に集めて、あかんべ鬼しようよと先生らが考えたか謎なんですが。その様はちょっとしたバトル・ロワイアル…。

 

あかんべ鬼がどういうゲームかご存じない方に向けて。調べてみても、とんと出てこないんですが、このゲーム。ルールはいたってシンプル。ただし心に来るゲームです。私たちは体育館を歩き回りながらのプレイでした。

 

①最初、全校生徒目をつぶる。(今考えると、よくみんな律儀に目をつぶったな…)

②先生が数名の「鬼」を肩を叩くなどして指名。

③その後はみんな思い思いに歩き回る。

④鬼は誰かに向かって「あかんべえ」をする。

⑤あかんべえされた人は、そしらぬ顔で10数える(心の中で)。そしてその場に倒れる。

⑥あかんべえ鬼は、あかんべえをしている現場を見られて、ばれたら負け。

⑦最後は時間で区切られて終わったような?

 

いやあ、トラウマっすよ。怖いから、友達と一緒に行動するじゃないですか。舞台に友達と上がった途端、「うわあ」か何かいって、カーテン脇から逃げてきた先輩たち。逃げてきた中の一人が、私にむかって、にやっと、あかんべえ…。

 

怖い。それにしてもかなり強烈で面白い全校集会でした。何でそんなの企画したんだろ。

 

同じようなゲームで、ウィンクキラーというのもあります。

これは大体机についてみんなでやるのかな。鬼は一人。雑談しながら、鬼が誰かにウィンク。これもウィンクされた人は、しばらく数えて、倒れるんじゃなかったっけ。鬼は自分が鬼であることをひた隠しにし、ばれないように、プレイヤーを次々ウィンクで襲います。

 

面白いもので、鬼になった途端、奇妙な万能感が生じたりして。客観的に見ている分には、絶対鬼以外のほうが人数も多いし、心強い気がしますが、一度ウィンクキラー(鬼)になると、そしらぬ顔をして話を合わせ、時に話をリードしながら、こっそりと、しかしばれないようにゆっくりと、人にウィンクを送るのが、結構面白く感じたのを覚えています。

 

そんな思い出をよみがえらせてくれた、人狼というゲーム。調べてみると、テレビ番組や、youtuberも動画でやっているようです。携帯ゲームもあるみたい。

 

進行役のゲームマスターと、人狼、市民、そのほか占い師、騎士という役割があるそうです。ゲームマスターがカードを配布して、プレイヤー個々人で見ます。お互いには開示しません。ゲームマスターはすべてのロールを把握しています。ゲームマスターはゲームには参加せず、ゲームの補助をします。

 

「朝」と「夜」の2つの場面があります。

 

市民:大勢。夜に一人が人狼から「襲撃」される。「朝」のターンに誰が人狼かの会議を通し、人狼と思われるメンバーを多数決で「追放」する。人最終的に市民の数が人狼の人数より多かったら、市民の勝ち。人狼を追放しきらないと、恐ろしい夜は何度でも訪れます…。

自分から「市民だよ」と宣言もできます。しかし人狼も市民の振りをして同じようにいうので、市民なのに、他の市民から疑われ、追放されることも…。

 

人狼:少人数。団結して、「朝」には市民の振りをして会議に参加し、ばれないように人狼以外を装う。夜はメンバーの誰かを、「襲撃」する。「朝」の会議で追放されないと、夜な夜な一人を襲撃します。最終的に市民の人数より多かったら、人狼の勝ちです。(ゲームマスターが生き残っている市民と人狼の人数を把握していて、勝ちを宣言します)

 

占い師:1人だけ。「朝」は皆と同じく会議に出席。誰を追放するか一緒に決める。「夜」のターンに、メンバーの一人を指定して人狼かどうかを「占い」ます。「占い」とは、占い師が指定した1人が人狼かどうか、ゲームマスターから占い師のみが教えてもらえるというシステムです。ちなみに指定した人が、市民か騎士かは教えてもらえないようです。あくまで人狼か否かのみ開示されるようです。占えるのは、一晩に一人だけ。

「朝」の会議で、自分が占い師だと名乗り出てもよいです。名乗り出なくてもよい。ただし名乗り出ると、人狼のターゲットにされやすいかも…。

 

騎士:1人だけ。「夜」のターンに指定した1人を「守る」ことができます(他の人からは誰を守ったかは分かりません)。人狼がその人を襲うと指定した場合は、襲撃失敗になり、誰も襲撃されません。その「夜」は犠牲者なしになります。

間違って人狼を「守る」と指定した場合、襲撃は起こります。それによって、騎士は自分が「守る」と指定した人物と、その晩襲撃が起こったかによって、指定した人物が人物が人狼かどうかを推し測ることができます。

「朝」の会議で、自分が騎士だと名乗り、襲撃を阻止したことから得られた情報を、メンバーに開示しても構いません。しかし人狼がなりすましていると思われ、追放される場合も…。また、人狼に狙わわる危険性も高くなるかも…。(騎士は自分を守ることはできるのかな?多分できないルールなのかな、と思います)

 

さてそんなこんなで、遅ればせながら人狼ゲームにはまっています。でも、見る専門。旦那の友人らを集めて、ゲームするさまを見てみたいという、訳のわからない欲求です。

 

www.youtube.com

 

テレビ番組の人狼公式youtubeチャンネルです。上記以外にも「裏切者」という役割があったり、まだまだ色んなロールがあるみたいです…。

卒業とザリガニのお別れ

我が子も進級。そして、仕事でかかわっていた子も進級、卒業です。

 

昔、フルタイムで子供に関わる仕事をしていた時は、この時期が楽しみでもありました。年度が始まると、チームが言葉は悪いですがある意味強制的に組まれ、仕事内容もある程度強制的に担当が決まり、1年はその受動的な環境の中で、良いパフォーマンスをしなければならない。

 

一年に一度、自分の希望を出せるのが、そしてささやかながら反映される可能性のある時期が、この時期だった記憶があります。

 

だけどがっちりとした組織から離れると、この時期は切ないような、幸福なような、どちらにしても感情が揺れる時期です。最近は卒業ソングをいつも口ずさんでいます。そういえば、フルタイム勤務の最後の年に、みんなで練習した曲です。

 

お別れ。話はうってかわって、ザリガニの話です。去年の夏、夏祭りで子供が釣って帰ってきたザリガニ2匹。オスとメスでした。メスはその後大量の卵を産み、さらに脱皮もし、現在も食欲旺盛で、まあまあ元気そうです。(数百匹だった子供らは、不可抗力で共食いをしています。)

 

オスの方が、冬あたりからやけに静かで。この子はもしかしたらおじいちゃんかもなあ、と思っていました。大抵隠れ家でじっと過ごしているか、外に出てきて寝ているか。食欲もそんなになく、静かに余生を送っている雰囲気でした。

 

そして昨日、亡くなりました。ザリガニって、甲羅に覆われているので、死んでいてもあんまり分からないんじゃなにか?と危惧していたのですが、一目で分かります。きゅうっと小さく縮まり、なぜか大きなハサミが取れて、落ちていました。とろとろしたフレキシブルな命がすっと消えて、命が繋いでいた甲冑がばらばらになったようです。

 

あまりに中身がスカスカの、軽い感じになっていたので、これは脱皮で、本体がどこかにいるのでは、と探したくらいです。結局本体は天国へ。

 

子どもと旦那と庭に穴を掘って、お墓を作りました。

 

子どもはそれほどの思い入れがなかったのか、重篤な受け止め方はしていませんでした。が、お墓を作ったあと、こんな絵を描いていました。

 

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ザリガニの「かーに君」が天国に行く様子。いろとりどりのお花に囲まれたものは、お墓だそうです。若干鏡文字で「かあにく(鏡文字)ん」と書いてあります。あるんです^^;

何で知っているのか、天使の装いで雲の上に召されるかーに君。左は天国、右は地獄だそうです。

 

「あーあ、もう終わりかあ。まだやりたいことあったんだけど、仕方ない。」

と思った人は天国に行くそうで、

 

「まだ嫌だ、まだ絶対嫌だ!!」

と思うと地獄なんだそうです。何か深い。

 

でも人生、そんなもんなんでしょうね…とふと想像してしまいました。きっと、何かやり切ったような、やり切っていないような、まだまだやりたかったという思いで、召されるのかも知れません。そう思うと、やりたいことをやれるのは、今だけだとも。

 

あちこちに骸骨の絵や模様をかざり、死を意識しながら生を謳歌するという文化が南米のどこかにあった…なんて記憶があります。

 

死というものが意識されにくい社会では、生もまた、希薄になるのかもしれませんね。…と、大学の講義で聞いたのを思い出します。

ラップの練習をする少年らと我が子お話を作るの巻。未来のクリエイターがんばれ。

広場でスケボーの練習をしている少年や若者を見かけたことがありますが、先日、なんとラップの練習をしている少年たちを見かけました。面白い。ストリートファイトというのかな、リズムに乗って、韻をふみながら、お互いをdisりあうというスタイルの練習をしていました。

 

それがかわいくて、多分アメリカなどのラッパーの歌詞を勉強して、やっているのかな?やたらと、ギャングとか、スラムとか、アンダーグラウンドとかいう単語が。…まあ、何でもイントロは真似っこから入るだろうから、そんなもんなのかもなあと思いながら、ついつい聞こえるから聞いちゃう。

 

ラップって何だろう、もっと自分の足元の不平不満とかを言葉にする練習をしたほうがいいのでは…。いやいや、ここからすべてが始まるのかも知れないじゃないか。でもラップにも中二病ってあるんだな。それにしても、中二病って偉大だよな。一つの研究テーマになりそうだよな…。とか。

 

お前のいうことは薄っぺらいとか、死ぬ気で生きるとか、この街では流されるとか(多分イメージはシカゴとか、NYの治安の悪いところとかなのかなあ。実際は、おばあさんが日向ぼっこするのどかな街並です)。邪魔しちゃいけないと思いつつ、聞こえてしまうから、結構必死に頬筋を保ったよ、おばちゃん。いや、いやいや、ぜひまた練習していて欲しい。

 

ちょっと恥ずかしそうに練習する少年たち。いっそ参戦したかった。

 

さて、我が家のクリエイティブ魂、娘が、動画づくりにはまりました。閑古鳥のなく私のyoutubeチャンネルですが、娘にだけは影響があったようで、1年以上かかずらわっているキャラクター達(トゲタ、にょろり、カズヤ君といいます。)で、お話を作ってくれるようになりました。

 

さらにはその絵をもってきて、動画にしてくれと言うように。そんなわけで、せっせと家事の合間に動画づくりをしています。

www.youtube.com

 

途中から子供の絵になります。なかなかシュールな出来です。3本連続再生されます。

 

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自分の描いてきたキャラクターを自然描いてくれるっつうのは、すごく嬉しいような、申し訳ないような。(カニのカズヤ君、トゲタ、にょろり、イカ先生)

 

さらにはBGMも自作するということで、旦那が帰宅後、娘が飛び跳ねながらの大興奮状態で、BGMを一緒に作って、とお願い。自室から見たことのない機材を3つほど持って来て、にわかディスコ(古い?それに代わる言葉ってなに?しらーん)大会に。部屋を暗くして、ミラーボールのような装置(2000円くらいで以前に購入)をつけ、何だかわからない夕べを過ごしました。

 

旦那はえらく楽しかったようです。またやろう。

推しメンは馬…

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、オグリキャップの特集がありました。録画していたけれど、我が子とのチャンネル奪取に負け、子のいぬ間に切れ切れ視聴。ようやく見終わりました。感涙っ。

 

馬って、いいよね。

 

これまで、ミュージシャンにも、アイドルにもはまらず、若干うるおいの少ない人生を歩んできましたが、馬にはまる特性があることに気付きました。

 

始めて好きになった馬は、ハルウララ

ハルウララ - Wikipedia

もうずいぶん前になりますか‥、全然勝てない競走馬でした。時代はバブル崩壊就職氷河期。自分自身も、そしておそらく日本中多くの人が、それまでの道筋を改め、生き方を新たに模索し、頭の変革を求められていた時期…だったんじゃないかな…。

 

一度も勝てない高知競馬の華奢なお嬢さん。ハルウララ。名前もどこまでも優しい。ピンクのマスクをつけていた記憶もあります。すごい人気だったんですよ。一度も勝てないことで、かえって人気になるお馬さん。時代を、その時代の人の心を象徴したのかな…。

 

当時、それまで部屋の壁にポスターを貼ったことのなかった自分が、英字のハルウララの新聞記事を貼っていました。落ち込み、所在なく、目標もなく、ただ不安でいっぱいで、引きこもったような状態の時、ハルウララの写真は、春風のようにやさしくぽかぽかと後押ししてくれました。

 

今回録画で見た怪物オグリキャップは、格差に挑み、乗り越えた馬なのだそうです。さほど良い血統ではないそうで、地方競馬出身。それがいつしか中央競馬の怪物として君臨するようになり。時代はバブル期と重なるのかな。オグリキャップもまた、その時代の人の生き様、心とシンクロする、象徴的な馬だったんでしょう…あんまり付け焼刃で語ると、ものすごく叱られそうですよ…本当すいません。

 

引退試合の前、負けが続いていたそうです。しかし引退試合、最後の有馬記念武豊騎手を乗せ、まさかの優勝。

 

超満員の競馬場、オグリの優勝に泣くファン。私もテレビの前で泣いていました。馬ってすごい。馬はすごい。

 

推し馬をまた見つけたいなあと思います。とはいっても、実はレースには全然興味がないので、それぞれの馬のエピソード、血統や、性格や、そういう部分を知れる本とか雑誌とか、あるといいなあ…。

 

そんな自分の今一番熱い馬は、なぜか学園祭に行った際に大好きになってしまった、とある大学のお馬さん。本当、お馬さん大好きすぎる…。

 

そういえば以前も、馬愛を叫んでいます。

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